「いつまで、これするの?楽しいけどさ…」

「だ、だって…」


信じられない。
だって、本当に失恋だって永遠片想いなんだって思ってたんだよ?


「俺は、未瑠のこと好きです。もし、OKならこのノート…受け取ってよ。」


もちろん、
答えは決まってる…


「うん。私も涼くんが好きです。よろしくお願いします」
そう言って、ノートを受け取った。


今日、このノートはただの交換ノートじゃなくなった。


「新しいノート買わなきゃ」

「もう必要ないよ、こうやって話せばいいんだから。」


そう言った涼くんは、私にキスをした。


「真っ赤…可愛いね、未瑠」


嬉しさ反面…しばらくは、心臓がもちそうにない。




      fin.