「俺は、川口涼。未瑠ちゃんだよね?」 「え?うそっ⁉︎本人…っ」 驚きがまた繰り返されている。なんか、夢みたい。会いたいって思っていた人が今、目の前に…。 「な、なによ!もう知らない!!」 取り巻きと一緒に彼女は叫んでどこかへ逃げていった。 「俺、嫌われたかと思ったよ…良かった。」 「き、嫌わないよっ…」 だって、私…涼くんが……っ ─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎好きなんだから。