『なぁ、…海。お願いがあるんだ。 こんなこと起こらないで欲しいって思うけど もし、もしも俺が…俺たちが死んだら 紗奈のことを頼むな。 紗奈の笑顔守ってくれ。 海のこと、信じてる。』 そう言った紗玖の言葉が木霊した。 紗玖、ごめん。 俺には無理みたいだよっ…… 紗玖じゃなきゃダメなんだよ。 紗奈ちゃんが笑顔になれるのは、紗玖と夏奈ちゃんの前だけなんだ。