私のことを受け入れているのは、朱音と翠、蓮、多分雅くんだ。 朱音がいなきゃ私は受け入れられないんだ。ただ、総長には逆らえないから。 「私、ここにいてもいいのかな…」 レッテルを貼られた私は朱音がなんて言ったって“裏切り者”に変わりはないんだよ。 どこに行っても変わんない。冷たい世界だ。 私は、この場に居たくなくてひとり帰ることにした。だけどこの2人は許してくれない。