「なんで…楓がいるの?カナくんにリクくん、アオくんにリンくんも…」 舞花の総長が突然話し出した。 「…俺のこと忘れんなよ」 「俺たち、紗奈が真実だと思ってる。あの時は…すまなかった。尋に言い返せなかった。」 「楓…ありがと。信じてくれて。みんなもありがと」 そう紗奈が言うと、凛蝶総長らが言った。 「お前達だけでも信じてやってよ…誘拐した俺たちが言うのもなんだけどさ。…紗奈、元気でな。」