* 「やれ。」 戦いが始まり、もちろん西本組と綾城組が勝った。 「なんで…」 え? 聖奈の声… その瞬間、聖奈はナイフを持って目線の先には朱音がいる。 そして狂ったように勢いよく向かって来るが、朱音は動けないでいた。 このままじゃ朱音が殺される。 私は、聖奈の持っているナイフを奪った。 「私の大切な奴ら傷つけんなよ。 私が相手してやるよ?宇佐美組お嬢、聖奈さん?」