「おまえら、紗奈に手を出したんだってな。」 「違います!手を出したのはこいつです。」 仲間のせいにすんのかよ。腐ってんな…。 ここにいるのは、総長の尋と副総長の渚と現姫である聖奈だ。 「証拠はここにある。 チームの仲間がしたことだ。 頭が認めろ。そしたら仮処分にしてやる。」 「…はい。しまし」 尋が認めようとした瞬間、遮る声が聞こえた。 「してねぇよ。何認めてんの?」 渚が言い放った。