下の子たちと話したりごはん食べたり、
理玖くんたちとも話しをしたりして朝も話したというのに久しぶりな感覚になる。
未成年のくせにお酒を飲むみんなはほとんどが寝てる。私も遅かったし、待つの疲れちゃったのかもしれないなぁ……
「陽愛、総長室行かない?」
「……え、」
私が言おうとした時にはもう手は繋がれていて私の有無は関係なしに総長室に向かっていた。
だけど、
「待てよ。今日は、陽愛はみんなな陽愛なんだから陽は我慢して。」
陽平くんを停止させたのは理玖くん。
「は?みんな寝てるからいいじゃん。」
「寝てない下っ端はどうすんだよ。」
「……チッ…」
舌打ちした⁈
なんかいつも理玖くんには負けてるよね……。
「陽愛、あいつらとも話した?あいつらずっと裏仕事的なことしてたから陽愛ちゃんと話できてないはずだからさ…一応紹介するね。」
「あ、うん……ありがとう」



