……え?

「陽愛、勘違いするなよ。月輝から追い出されなかったら…俺らは出会うことは無かったんだなぁって思ったんだよね。」

「……っ」

「だからそこはありがとうだよ。じゃあこれで終わりだ。もう、三間たちとは接点なくなるな……普通の男子高校生に戻ったわけだし。」

そう陽平くんが空を見上げて言うと、三間くん達は頷く。

「……あぁ、じゃあこれで最後。
陽愛、今までありがとう…それと信じられなくてごめん。
もう交わることはないんだと思う。だから、さよなら…だ。」

そう三間くんが言うと、陽平くんとは目は合わせずに他の人を連れて帰っていった。