仮の総長様は向日葵のような元姫さまを溺愛せずはいられない。



【陽愛 side】


「……え、どういうこと………?」


朝も来た彼はまたちょうど3時おやつの時間にまた現れた。

そして、真剣な顔をして私の目を真っ直ぐに見つめて言った。


「……日向の姫になってほしいんだ。」


何で彼はそんなことを言うのかわからない。いろんなことを思い出して怖くて震えてしまう。

……怖い………っ


『信じた俺たちがバカだった』
『もう二度と俺たちと関わるな』


鋭い言葉と軽蔑の目。
そして、いまも彼らの側にいる現姫がいるニヤリと笑う姿。

今でもはっきりと覚えてるんだ。


「陽愛のこと守りたいんだ。」


嘘ばっかり……。
あの人も始め、そう言ってた。守るって、信じてって言ってたのに結局は私を信じなかった。