関西人の父さんはそんな母さんのことを、機関銃みたいに話し続ける自分を嫌な顔一つしないでかまってくれる人、っていう認識をしているらしい。
「ありがとう」
俺はそう言い残して脱衣所に向かう。
30分は経ってるし、湯船を張ってるわけじゃないから、もう出てるかな。
一応ドアをノック。
「はーい」
「出た?開けていい?」
「いいよ」
開けると、ちゃんと着替えて、おしゃれに決め込んでいる瑠南が。
袋の中にはニーソが入っていたのか、黒ニーソ。足細すぎて色気はない。
袖は長いのか萌え袖。頭を拭きずらそうにしている。
「瀬那ー。髪の毛乾かして?」
「へいへい」
泊まったときは毎回言われるお願い。
このあとポニーテールするとこまでが結局のところ、俺の仕事。
そのあとは、瑠南がメイクしてる隣で俺も適当にメイクして。
アイライン引いてもらって、カラコン入れてもらって。
で、ようやく準備が終わる。
「ありがとう」
俺はそう言い残して脱衣所に向かう。
30分は経ってるし、湯船を張ってるわけじゃないから、もう出てるかな。
一応ドアをノック。
「はーい」
「出た?開けていい?」
「いいよ」
開けると、ちゃんと着替えて、おしゃれに決め込んでいる瑠南が。
袋の中にはニーソが入っていたのか、黒ニーソ。足細すぎて色気はない。
袖は長いのか萌え袖。頭を拭きずらそうにしている。
「瀬那ー。髪の毛乾かして?」
「へいへい」
泊まったときは毎回言われるお願い。
このあとポニーテールするとこまでが結局のところ、俺の仕事。
そのあとは、瑠南がメイクしてる隣で俺も適当にメイクして。
アイライン引いてもらって、カラコン入れてもらって。
で、ようやく準備が終わる。

