「……ん、ほら。おろすぞ」
「んん……」
「5分後に服持ってくるから、それまでに入っといて」
「わかった」
未だ寝ぼけ眼でフラフラしている瑠南をちょっと心配しつつも、脱衣所のドアを閉めて、自分の部屋に戻る。
急いで、着替え。
黒スキニー、グレーパーカー。デニムジャケット。これ絶対ハズれない。
それから、部屋の隅の収納ボックスの中から適当に瑠南の服を用意して、下着はうちの母さんがワンセットにして黒い袋に入れてくれてるからそれ一つ取って、下に降りる。
俺が適当にあさったのは、黒のシャツと同じく黒のショートパンツ。深めのワインレッドのベルト。
露出っぽい服。移動するだけだし、変におしゃれする理由もないかと。……思ったんだけどこれしかねぇんだ。
こうやって瑠南の服がうちにコーデ選べるくらいにあるのは付き合ってたころの名残とか、仕事のことで泊まりに来ることが多かったりとかでどうしても。
「んん……」
「5分後に服持ってくるから、それまでに入っといて」
「わかった」
未だ寝ぼけ眼でフラフラしている瑠南をちょっと心配しつつも、脱衣所のドアを閉めて、自分の部屋に戻る。
急いで、着替え。
黒スキニー、グレーパーカー。デニムジャケット。これ絶対ハズれない。
それから、部屋の隅の収納ボックスの中から適当に瑠南の服を用意して、下着はうちの母さんがワンセットにして黒い袋に入れてくれてるからそれ一つ取って、下に降りる。
俺が適当にあさったのは、黒のシャツと同じく黒のショートパンツ。深めのワインレッドのベルト。
露出っぽい服。移動するだけだし、変におしゃれする理由もないかと。……思ったんだけどこれしかねぇんだ。
こうやって瑠南の服がうちにコーデ選べるくらいにあるのは付き合ってたころの名残とか、仕事のことで泊まりに来ることが多かったりとかでどうしても。

