「るなち……なんですけども」
瀬那ちん、と深優に振られて俺は普通にパソコンの方を見る。
「えー。今日の重大告知のための動画作って力尽きて寝ました」
じわじわと笑いがこみ上げる、現場。
パソコンデスクに突っ伏して寝ている瑠南。
当たり前なんだけどさ。
ライブからほとんど寝てないし、することしてるし、逆によくもまぁ起きてられたよなって。
「あのさ、ほんとに瑠南まっすぐすぎてバカなんだよ。あの子、こないだの1周年記念ライブから、さっきまでで30分しか寝てないんだよ?」
「15分な」
「ヤバすぎだよね、ライブして、寝ないで作業して三徹。で、力尽きてエンディングに参加できない、と」
「真面目すぎなんだよなあいつ。
割り振られた仕事、どれだけ多くても忙しくても絶対ちゃんとしてくるし、なんなら思った以上の出来で渡してくんだよ」
「そうなの、それなのに、あ、深優忙しいでしょ、それやっとくよーって、深優の仕事までやってくれちゃうんだよ、凄くない?」
瀬那ちん、と深優に振られて俺は普通にパソコンの方を見る。
「えー。今日の重大告知のための動画作って力尽きて寝ました」
じわじわと笑いがこみ上げる、現場。
パソコンデスクに突っ伏して寝ている瑠南。
当たり前なんだけどさ。
ライブからほとんど寝てないし、することしてるし、逆によくもまぁ起きてられたよなって。
「あのさ、ほんとに瑠南まっすぐすぎてバカなんだよ。あの子、こないだの1周年記念ライブから、さっきまでで30分しか寝てないんだよ?」
「15分な」
「ヤバすぎだよね、ライブして、寝ないで作業して三徹。で、力尽きてエンディングに参加できない、と」
「真面目すぎなんだよなあいつ。
割り振られた仕事、どれだけ多くても忙しくても絶対ちゃんとしてくるし、なんなら思った以上の出来で渡してくんだよ」
「そうなの、それなのに、あ、深優忙しいでしょ、それやっとくよーって、深優の仕事までやってくれちゃうんだよ、凄くない?」

