「大丈夫、快斗に寝かしつけといてって言っておいたから、今枕元にスマホ置いて寝てるらしいんだよね」
「電話かけますか。いつぞやかの仕返し」


そして、すぐに電話をかけ始める。
3コール目。


『……なに、』
「あ、もしもし」
『は?ふざけんなお前企画中だろ。俺にかけてくんなよ……』


ブチッ


「……お分かりでしょうか皆さん。あれが琉星です。寝起きが悪い」
「ちなみに寝起きの悪さで言ったら瑠南の方が圧倒的に上だけど、今作業してくれてて、ガッツリ起きてるから」


圧倒的琉星の勝利、俺たちの企画は結構沸いて終わった。


そして3時間の休憩後、エンディングになったんだけども。



「みなさん。エンディングですね。
1人いないことにお気づきでしょうか」


琉星が真剣な顔をして、話ずらそうに言葉を繋ぐ。