……刺さねぇよ。
そして、夜も極まった最後の質問。


「みなさん、性癖聞かれてるんですけど、どうします?」


嬉しそうに笑う深優。
明らかに琉星に向かって発せられている。


「こういうのは快斗の担当でしょ」


どうにか回避しようとする琉星。


「いやいや、現実問題絶対聞いたら面白いの琉星だって」
「待って待って、それはやばい。キャラ崩壊ってレベルじゃない」
「いいよいいよ、これを機に俺とキャラ交換しよ」
「いらないいらない。それやだ。……違うよ、女子メンバーの方が機になるでしょ」
「深優性癖とかないから、瑠南にしよ」
「瑠南聞いても面白くねーよ?ただのドSだから」


……ねぇ。


「あの、瀬那さん、暴露しないでもらっていいですか?」
「深夜テンションならいけるかと思って」
「いけないいけない。しかもそれ、暗に自分がドMなこといっちゃってるからね」
「違う、俺は瑠南に合わせてるだけ」