るなちも重罪だよ、と笑って抱きついてくる深優。
一緒にされた。


「あーー……なんか寂しくなってきた。
配信しよ!」


深優の半泣きの一言から、私たちは配信を始めた。
配信部屋で深優が喋り続ける隣で、編集を続ける謎の配信が始まった。


そのうちライブが終わって先に帰ってきた琉星と瀬那が配信に参加して、私は琉星と入れ替わりで快斗の代わりに夕ご飯を作りに行って。


2人の秘密を知ってしまった今、既に快斗はそういう人間だっていうふうにしか考えられなくなってしまった。……情報って怖い。