瀬那は机に肘をついて、そのまま何も言わなくなった。
私たちは、琉星がいなくても、やっていけるのだろうか。
琉星がいないとか、考えられなさすぎて無理だ、わからない。
「俺たちは琉星が必要だって思ったから、誘ったんだけど。
それで、琉星もオッケーしてくれた、よな?
少し強引なところもあったけど。
それがあっても、俺たちとは、ダメだった?」
「……この5人でいた2年間は充実してたよ、すごく。
だけど、俺が昔からやりたかったこととは少し違うんじゃないかなって、思った」
瀬那はいつも通りの雰囲気のまま、そう言った。
琉星も、いつも通りの優しい雰囲気でそう言った。
深優は既に号泣していて、言葉を発せるほどの状態ではなかった。
事態が急展開すぎて私の頭がついていかない。
ついていかないのに、涙だけは止まらない。
すると、琉星の携帯がなる。
「……音切っとけよ」
「ごめん、なすちゃんからだ」
私たちは、琉星がいなくても、やっていけるのだろうか。
琉星がいないとか、考えられなさすぎて無理だ、わからない。
「俺たちは琉星が必要だって思ったから、誘ったんだけど。
それで、琉星もオッケーしてくれた、よな?
少し強引なところもあったけど。
それがあっても、俺たちとは、ダメだった?」
「……この5人でいた2年間は充実してたよ、すごく。
だけど、俺が昔からやりたかったこととは少し違うんじゃないかなって、思った」
瀬那はいつも通りの雰囲気のまま、そう言った。
琉星も、いつも通りの優しい雰囲気でそう言った。
深優は既に号泣していて、言葉を発せるほどの状態ではなかった。
事態が急展開すぎて私の頭がついていかない。
ついていかないのに、涙だけは止まらない。
すると、琉星の携帯がなる。
「……音切っとけよ」
「ごめん、なすちゃんからだ」

