で、まぁとにかく、そんなこんなレコーディングが終えても完成にはならないから、少しでも余裕もってできるようにって、瀬那は4曲を3週間以内に全部のデモテープ作る、……って言い張ってくれてる。
そうしたらまぁ、当たり前だけど。
私の面倒見てる余裕なんてなくなるわけで。
……ちょっとだけ、寂しい。
「わかった」
「ごめんな」
謝ることじゃないんだよ。
ほんとなら、自分で起きなきゃいけないところだから。
甘えてるの、私だから。
10分後には家について、璃叶とお風呂入って目覚ましちゃんとかけて。寝た。明日起きるために。
◇ ◇ ◇
「おはよー」
マスクをアゴ下に下ろし、ガチャリと重い扉を押した。
その隙間から少し顔をのぞかせて中の様子を確認する。
無事、起きれました。
まだ数回めのシェアビルでの練習。スタジオより、家から近くてくるの楽だった。……車だったけど。
そうしたらまぁ、当たり前だけど。
私の面倒見てる余裕なんてなくなるわけで。
……ちょっとだけ、寂しい。
「わかった」
「ごめんな」
謝ることじゃないんだよ。
ほんとなら、自分で起きなきゃいけないところだから。
甘えてるの、私だから。
10分後には家について、璃叶とお風呂入って目覚ましちゃんとかけて。寝た。明日起きるために。
◇ ◇ ◇
「おはよー」
マスクをアゴ下に下ろし、ガチャリと重い扉を押した。
その隙間から少し顔をのぞかせて中の様子を確認する。
無事、起きれました。
まだ数回めのシェアビルでの練習。スタジオより、家から近くてくるの楽だった。……車だったけど。

