ただ、自分の娘を捨てた男に、鍵を渡しっぱなしっていうのは……信頼されすぎな気もする。
「……お邪魔します」
家に上がってまずリビングを覗く。
誰も起きている様子はない。
そのまま二階に上がって、瑠南の部屋に。
いつとも通りに扉が開く気配もなく。
軽くドアをノックする。
「瑠南、朝だけど」
「ん〜……」
俺の言葉に寝起きの低くてとろけた声が反応した。
……瑠南じゃない。
誰だ?
……あ、璃叶か。
「瑠南起きてる?」
「んー……起きない〜」
ドアの向こうからくぐもった声。
しゃーなしにドアを開ける。
キングサイズのベッドに、小さく丸まる瑠南とそれにくっつく璃叶。
……無駄に可愛い空間。
「瑠南起きて」
「……」
ノーコメント。寝起きの悪さはピカイチ。
うだうだしてる顔もまたなかなかいい……ってキモいか。
「……お邪魔します」
家に上がってまずリビングを覗く。
誰も起きている様子はない。
そのまま二階に上がって、瑠南の部屋に。
いつとも通りに扉が開く気配もなく。
軽くドアをノックする。
「瑠南、朝だけど」
「ん〜……」
俺の言葉に寝起きの低くてとろけた声が反応した。
……瑠南じゃない。
誰だ?
……あ、璃叶か。
「瑠南起きてる?」
「んー……起きない〜」
ドアの向こうからくぐもった声。
しゃーなしにドアを開ける。
キングサイズのベッドに、小さく丸まる瑠南とそれにくっつく璃叶。
……無駄に可愛い空間。
「瑠南起きて」
「……」
ノーコメント。寝起きの悪さはピカイチ。
うだうだしてる顔もまたなかなかいい……ってキモいか。