「るっなち〜おはよっ」
「おはよ」
「深優おはよ」
「あっ、あーちゃんもおはよう!」
あすかにギュッと抱きついて朝の挨拶を交わす。
快斗はそれを横目に教室の奥へとさーっと消えて。
「深優、琉星知らない?」
「ん?先行くって言ってたよ。
あ、ほら、カバンあるじゃん」
「あ、ほんとだ」
瀬那の後ろの席、窓際の最後尾。
確かに荷物はかかっている。
その前の席はないけれど。
じゃあ琉星はどこ行ったんだろ。
まさか一般の子たちと密会?
確かに、琉星は中学の時はわりと遊んでたらしいけど……。
ガタンっと前のドアで何かがぶつかる音がした。
視線をやると琉星が段ボール箱を持って教室に入って来たところで。
「なんだろ、あれ」
「どーせ進学組のテキストでしょ?」
「あー、あるね」
「私関係ないからどーでもいいや」
「おはよ」
「深優おはよ」
「あっ、あーちゃんもおはよう!」
あすかにギュッと抱きついて朝の挨拶を交わす。
快斗はそれを横目に教室の奥へとさーっと消えて。
「深優、琉星知らない?」
「ん?先行くって言ってたよ。
あ、ほら、カバンあるじゃん」
「あ、ほんとだ」
瀬那の後ろの席、窓際の最後尾。
確かに荷物はかかっている。
その前の席はないけれど。
じゃあ琉星はどこ行ったんだろ。
まさか一般の子たちと密会?
確かに、琉星は中学の時はわりと遊んでたらしいけど……。
ガタンっと前のドアで何かがぶつかる音がした。
視線をやると琉星が段ボール箱を持って教室に入って来たところで。
「なんだろ、あれ」
「どーせ進学組のテキストでしょ?」
「あー、あるね」
「私関係ないからどーでもいいや」