「...っん...。」

唇が、優しく触れる。

あたたかくて、やわらかくて...。

きもちいい...。

...、

...ちゅっ、

先輩がわざとそんな音させたりして...。

や、だ...。


、

ちゅっちゅ、ちゅっ...。


何度も、
なんども。。

重なって...。

強引なはずなのに、優しくて...。

「...ふ...っ...。」

「...。」

唇が離れて、先輩と見つめ合う。

さっきと意地悪な顔は変わらない。

、はずなのに。

「もういっかい、しよう。」

「も...だめ...。」

「...もういっかいだけ。」

「ゃ...、っ。」

きゅっと目をつぶってしまう。

その隙に先輩が、また...、

そっと、唇を重ねた...。