「えーもうおしまいなんだ?じゃ、あたしたちも行かなーい」 「わはは、現金なやつらめ」 近くにいた可愛く着飾った女の子たちの頭をわしゃわしゃと撫でて、 「じゃあ次は柔道部に来てくれよ、周!組み手ができねーんだ」 「さっきの話聞いてたか?つーかさすがに柔道は無理!」 身体の大きな男の子ともじゃれ合うようにして笑っている。