不器用オオカミとひみつの同居生活。



恥ずかしくなって頭から布団をかぶるも、あっけなく剥がされる。



「なに?どんなこと書いてたんだよ」

「な、なんでそんなこと言わな……ぅひゃっ」


つうっと花平くんの手が服の中に入ってきて、お腹をなぞられる。




「こーゆーこと?」


にやりと笑った花平くんは確信犯だ。


楽しんでる。

私の慌てふためくさまを見て楽しんでる。


こっちは…私は、考えないようにしてるのに。

人の気も知らないで。






────ドンッ


ベッド下のフローリングで、頭を打ったのか花平くんが顔をゆがめる。


足で蹴り落とした張本人の私は、じろりと睨んで声を張り上げた。




「今後一切、私のベッドに入ってこないでください!」



まぁもちろんそんな願いが聞き入れられるわけもなく。


次の日にはまた寝起きドッキリのごとく、目前に花平くんの顔があったのだった。