壊れたヘッドホンをしなくなった理音くんは、静かに本を読んでいる。
どうか、どうか‼︎
行かないって言ってください…。
「理音、これ行こうぜ‼︎」
「…………お化け屋敷?いいけど」
「お前、怖いの平気?」
「怖いのより、ビックリするんじゃないの?こういうの」
「それがいいんじゃねぇか。紗雪と由乃も行くってよ」
「いつ行く?今日?」
「まだ始まってねぇから。今日はほら、お小遣い日ですから‼︎」
「来るの?」
「行く。何時あがり?」
「遅いからムリ」
よくわからない会話になってしまったけど、理音くん、こういうの平気なんだね…。
すごく、余裕に見えるよ…。
お化け屋敷は、夏休みが始まる前からの期間限定。
ちょうど、理音くんが休みの土曜日に行くことになった。
ラーメン食べに行った日以来の4人だ。
それもそれで、楽しみになった。
あっ、なんの服着ていけばいい⁉︎
どうか、どうか‼︎
行かないって言ってください…。
「理音、これ行こうぜ‼︎」
「…………お化け屋敷?いいけど」
「お前、怖いの平気?」
「怖いのより、ビックリするんじゃないの?こういうの」
「それがいいんじゃねぇか。紗雪と由乃も行くってよ」
「いつ行く?今日?」
「まだ始まってねぇから。今日はほら、お小遣い日ですから‼︎」
「来るの?」
「行く。何時あがり?」
「遅いからムリ」
よくわからない会話になってしまったけど、理音くん、こういうの平気なんだね…。
すごく、余裕に見えるよ…。
お化け屋敷は、夏休みが始まる前からの期間限定。
ちょうど、理音くんが休みの土曜日に行くことになった。
ラーメン食べに行った日以来の4人だ。
それもそれで、楽しみになった。
あっ、なんの服着ていけばいい⁉︎


