俺様天然男子

あたしを待っていた紗雪に、顔が赤いと指摘されて。



理由を話せば、自分のことのように喜んでくれた。



「これって、意識してくれてるってことだよね⁉︎」

「そうだよ‼︎嫌いな相手、デートに誘ったりしないもん‼︎」

「う、浮かれそう…」

「でも、あの理音だからね…」



そうなんだよね。



『デート』がなんなのか、わかってるのかな…。



それを踏まえて、誘ってくれたのかな…。



でも、少しくらい浮かれてもいい?



「紗雪、新しい服が欲しい…」

「よぉし、今から見に行こう‼︎」

「あぁぁぁぁぁぁぁ…浮かれる…」

「すごいじゃん、進歩したじゃん」



優しく笑ってくれた紗雪に抱きついた。



紗雪も大好きっ‼︎



あたし、頑張るよ‼︎



いつか振り向いてもらえるように、もっと自分磨きするから‼︎



「やっぱりバイトしない?欲しいもの、増えそうな気がする」

「よし、服見たら、バイト探そっか」



やる気出たっ‼︎