俺様天然男子

足、どうしたの…。



こんなにダルイなんて初めてだ…。



まるで小鹿のようだと、笑いながらトイレに行って、冷蔵庫からお水を出した。



パンツくらい履かなきゃ…。



だけど、ソファーに座ったら立ち上がりたくない。



しばらくボーッとしてたら、理音くんが上半身裸のままバスルームから出てきた。



「さてと」



そう言って隣に座り、あたしの飲みかけのペットボトルを奪い取る。



ゴクっとそれを飲む姿ですら絵になる。



「齋藤くんのこと、聞かせてもらおうかな」

「へっ⁉︎」

「どんな関係?」

「社員とバイト…?」

「車に乗せてもらうくらいの仲良しなんだね。あっ、返事によっては俺の嫉妬心が暴走しかねないから、気をつけて発言してね?」

「な、仲良しってほどじゃ…。たまに音楽について話すくらいで…」

「ふぅん。他には?」

「し、仕事上の必要なことしか話さない…かな…」



怖いです。



取り調べられてるよね。