俺様天然男子

嵐生にも同じメッセージが届いたようだった。



「由乃ちゃんの店のバイトだって。まぁ、大丈夫だろ。紗雪エロいこと言ってるし」

「それ、余計ダメじゃない?」

「アイツはギター弾いてる俺にしか欲情しねぇから大丈夫」



なんの自信⁉︎



一緒に住んでる俺の方が余裕なくない⁉︎



エロいこと、エロいこと…。



『帰ったらえっちする?』

『あの、今その話してなくない…?』

『あっ、はい…。ちゃんと信用できる人?なんかあったら、オラキレそうだぞ』

『オラって‼︎大丈夫だよ、女の子も一緒だし。帰ったら連絡するね』



不安で不安で。



眠れなかった車の中。



夜中に着いたマンションで、ひたすら心配。



『もうすぐ着くよ』



そのメッセージで、部屋のカギだけを持って外に出た。



白いワンボックスから降りてきた由乃に駆け寄る。



「な、なんでっ…」

「由乃がお世話になりました。送ってくれてありがとう。じゃ、気をつけてね」



車に乗ってた今時の若者、フェス帰りですって感じの格好をして、ポカーンと口を開けていた。



由乃の周りの男なんて、全員排除‼︎