俺様天然男子

すぐに寝てしまったと気がついたのは、アラームが鳴ってから。



また理音くんがいない…。



もっと話したかったのに…。



起き上がって、顔を洗って。



コーヒーを持ってソファーに座れば、テーブルに何かあることに気がついた。



Tシャツ、ラバーバンド、フェスのチケット。



うわぁ‼︎



『hack』のラバーバンド‼︎



『じいちゃんが新しく作ってくれたんだよ。まだ売ってないから、当日に着けてね。Tシャツは由乃に似合う色にした』



う、嬉しい…。



フェス、楽しみだよ‼︎



どんな服を着たらいいのかな?



もう、楽しみすぎて、疲れてたことを忘れそうだよ。



大好きだ、理音くん‼︎



また仕事に励んで、休憩で一緒になった齋藤くんと、フェスについて話す。



「服なんて、何だっていいんだよ。まぁ、場所によって持ち物変わるけど」

「なにを持っていくの?」

「シートとかイスとかあった方がいいフェスもあるし、遠くで2日券とかだとそのまま車中泊かテント張れるとこもあったりするしね」



齋藤くん、フェス先輩…。