俺様天然男子

それでも汗が引かないようで、パタパタとTシャツで風を送っていて。



「リトル先輩のお腹やばいっ‼︎」

「セクシーすぎてヨダレ出そう…」



もう見なくていいから‼︎



理音くんはあたしのだからね‼︎



「ご、ご褒美…なにがいい?」

「えっ?くれるの?」

「うん…」

「それはもう、一個だよね。由乃しかないよね」

「わ、わかった…」

「あぁ…ギューしたい…」



見せつけてやりたい。



理音くんはあたしのだって。



そんな自信、どうしたら持てるの?



「浮気したらヤダよ…?」

「えっ?なんでするの?不安なの?」

「だって…めっちゃモテてる…」

「『由乃専用』って書いていいよ」

「どこに?」

「ここ」



そう言って下半身を指差した。



そんなことできるわけないじゃん‼︎



ってか、下半身を指差すな‼︎



「大丈夫…です…」

「ははっ、顔赤ー‼︎」



こんなに笑うのも、あたしだから?



他の子に笑いかけないでほしい…。