俺様天然男子

スキップでもしたいくらいにウキウキしたまま、由乃を迎えに来た。



カフェに入ると、由乃はまだ働いている。



「髪赤っ‼︎カッコいい…」

「ここで待ってていい?お外寒い…」

「うん、1時間もしないうちに終わるから‼︎」

「じゃあ…ホットのアレ、2層のヤツ」

「カフェオレ?ホットだと2層のにならないけどいい…?」

「ヤダ。なら…カプチーノ」

「かしこまりましたぁ」



激かわ…。



暖かいカプチーノを飲みながら、スマホ見たりしていた。



「いつになったらデートしてくれる?」

「しないですよ」

「いいじゃん、1回遊びに行こうよ。あっ、なんなら紗雪ちゃんとかも誘ってさ」

「結構でーす」



由乃がナンパされてる。



相手はどうやら話の内容からして大学生。



由乃に目をつけている、ふたりの軽そうな男。



「バイト終わるまで待ってるね」

「困ります」

「いいじゃん、ご飯奢るからさ」



バイトが終わる直前、また絡まれている。