だけどね、そんなのに屈する俺じゃないよ、由乃。
ギュッと掴んだヘアゴム。
スルスルっと引き抜いてやった。
「なにするっ…」
「あ〜あ、癖ついてる…」
「返して?」
「ヤダ」
「理音くん‼︎」
「撫でたい…」
「あたしの嫌がること、しないんでしょ?」
「しない…けど…」
由乃に怒られてる…。
撫でられないことより、嫌われるのがいちばんヤダ…。
「ごめんなさい…」
「まったく‼︎」
手は?
繋がないの?
ねぇ、由乃。
俺…死んじゃうかもしれない。
「なに怒らせてんだよ」
「だって…俺避けだとか言うし…」
「俺らはお前の由乃病に慣れてっから何とも思わねぇんだけどな。本人が慣れてねぇつーのは笑える」
「どうしたらいいんだっ‼︎」
「由乃は理音みてぇなお花畑に蝶々が飛び回ってる脳みそじゃねぇってことだ。諦めな」
お花畑…?
蝶々なんか、飛び回ってないからね、嵐生。
ギュッと掴んだヘアゴム。
スルスルっと引き抜いてやった。
「なにするっ…」
「あ〜あ、癖ついてる…」
「返して?」
「ヤダ」
「理音くん‼︎」
「撫でたい…」
「あたしの嫌がること、しないんでしょ?」
「しない…けど…」
由乃に怒られてる…。
撫でられないことより、嫌われるのがいちばんヤダ…。
「ごめんなさい…」
「まったく‼︎」
手は?
繋がないの?
ねぇ、由乃。
俺…死んじゃうかもしれない。
「なに怒らせてんだよ」
「だって…俺避けだとか言うし…」
「俺らはお前の由乃病に慣れてっから何とも思わねぇんだけどな。本人が慣れてねぇつーのは笑える」
「どうしたらいいんだっ‼︎」
「由乃は理音みてぇなお花畑に蝶々が飛び回ってる脳みそじゃねぇってことだ。諦めな」
お花畑…?
蝶々なんか、飛び回ってないからね、嵐生。


