俺様天然男子

【由乃】



理音くんのお父さんからのプレゼントは、高そうなお店の美味しい料理。



「お魚おいしー」

「これ、なにかな…」

「なんだろうね」



キレイな料理を食べる、普通の高校生。



こんな贅沢していいのかな?



ホテル代も理音くんが出すって言うし、お昼も水族館も理音くんが出しちゃったし…。



真っ白な髪になった理音くんは、なんというか…麗しい。



元々中世的な顔立ちの理音くんだから、なんだかアニメのキャラにいそうな美少年って感じ。



すごく似合う。



それに、前髪があって、サイドも短くなってて。



キレイすぎて天使みたい。



「あっ、忘れるとこだった。はい、これ」

「えっ?もしかしてプレゼント…?」

「うん」

「なんで2つ?」

「クリスマス、お互いバイトで会えないから。ライブやることになって、練習も忙しいしね。今のうちに渡しときたくて」

「あのねっ、あたしも…理音くんに誕生日とクリスマス…です」

「へっ⁉︎なんで誕生日?」

「お祝いできなかったから、せめてプレゼントくらいあげたくて…」



お互いに開けたプレゼント。



シンプルで品のあるネックレスは、ブランド品。