俺様天然男子

なぜか、理音くんは歌っていた。



ご機嫌…?



「生歌、ごちそうさまです」

「いいえー。で?なんかあったんでしょ?」

「お母さん、結婚するんだって」

「おぉ‼︎それはすごい‼︎よかったね、雛森母さん」

「うん。あたしも嬉しい」

「まさかなんだけど、転校とかしないよね?」

「えっ、しないと思うけど…」

「雛森が近くにいないと、俺…生きていけないよ?」

「あ、ありがとう…」

「就職するのも、近くにしてね?むしろ、高校出たら一緒に暮らそうね?」

「えっ?そ、そうなの⁉︎」

「だってね、今ほとんど毎日会ってる雛森に、月一とかしか会えなくなったらどうするの?廃人になるでしょ、俺が」

「そ、そっか…」

「後1年ちょっとだね。絶対、一緒に住むからね?バイトの人と浮気とかしないでね?」




理音くん、いつからそんなにあたしが好きなの…。



嬉しいけどさ。



高校出たら…同棲かぁ。



まぁ、新婚さんを邪魔しないって点ではアリかな?



でも、理音くんと一緒に住んだら…心臓大丈夫かな…。