俺様天然男子

見当たらない雛森を目だけで探すけど、いない。



借りて来たマンガ本を取り出し、飲み物が来るまで読み続けた。



「お待たせしました、理音くん」

「雛森‼︎か、可愛い…」

「来るなんて言ってなかったじゃん…。超イケメンの高校生が来たって、他の人が騒いでるから見てみたら理音くんなんだもん…」

「ダメだった?」

「ダメじゃないけど…すっごい恥ずかしい…」

「雛森不足で死にそうなんだもん…」

「わ、わかったから…そういうことはお外で言わないでください…」

「うん、いただきます」



働く雛森、可愛いなぁ。



あっ、紗雪だ。



嵐生はバイトだから連れて来なかったけど…今度一緒に来よう。



「あっ、うま…」



甘くない2層のカフェオレは、美味しかった。



本を読みながらたまに雛森をチラ見して、カフェオレがなくなったから帰ろうと思う。



会計をしにレジ前に行くと、さっきオーダーを取った人が対応してくれた。