俺様天然男子

それは理音くんの勘違い。



フィルター加工されてるよ、それ。



「超卑猥なこと言っていい?」

「へっ?卑猥なこと…?それ、聞いて大丈夫?あたし、頭どかーんってなんない?」

「わかんない…」

「言いたそうだね…」

「うん」

「じゃあ…どうぞ…」

「雛森に突っ込みたい。全部舐め…」

「んなぁぁぁぁぁ‼︎やっぱりナシでっ‼︎」



理音くん、暴走中…。



これ以上聞けない。



あたしがおかしくなる。



最近の理音くんは、とにかくエロい。



これ、エッチしたらどうなるのかな…。



加速するのか、治るのか…。



「雛森も同じになればいいのに…」

「同じに…」

「そしたら、ふたりで1日中ドロドロじゃん…」



理音くんの頭の中は、きっとピンク一色なんだね。



うん、年ごろの男の子だから仕方ないね。



「あっ‼︎そう言えばさ、理音くんって誕生日いつ?聞く機会なくて聞けてないままだったから」

「夏だよ」

「へっ…?」

「終わったよ、今年の」

「ちょっ、理音さん…?あたしと付き合ってからだったの…?」

「うん。父さんがヘッドホン買ってくれた」



し、信じられない…。