俺様天然男子

その後、あたしはひとりでお家。



お母さんには引き続きデートを楽しんでもらうことにしました。



お風呂に入って、ベッドに転がって。



ちょうどよく、理音くんから電話が来た。



「もう、寝る?」

「ううん、大丈夫だよ。何してたの?」

「日課の筋トレ。俺、マッチョになったらどうしよう…」

「顔に似合わなすぎて笑っちゃう」

「だってじいちゃんがやれって…。もやしばっかり食うなよって…。食ってないのに…」



理音くん、もやしなんだね…。



そんなことないと思うんだけど…。



抱きしめた時にわかる、理音くんのガッチリ感。



着痩せするんだと思うよ。



「さっきまで一緒にいたのに、もう会いたい…」



そんな切なそうな声、出さないでよ…。



耳が妊娠するから。



「でも、一緒に寝たら…雛森のこと襲っちゃいそうで怖いし…」

「襲っ…」

「最近の雛森、可愛い顔ばっかりするじゃん?」



いや、してないです。