いつだって、溢れるのは君への想いだけ。





「友梨(ゆうり)さんと洸夜と夜子ちゃんによろしく」



そう言って帰っていった。


「彩愛、なんかシュンシュンいってんだけどどーしたらいい?」



「弱火にして!」


「俺が火見とく」じゃないよ。



わかってないんじゃん。



私はあきれながらキッチンに立った。


突然後ろから腕を回される。


「‥‥‥何ですか、洸夜くん」


「んー?」


んー?じゃなくて。


「腕回されてると料理しにくいんですが」


「ははっ!」


なんも言えねえ、と笑う。



「充電?」



充電ね‥‥‥


私は仕方なくそのまま料理を続けた。


「彩愛?」


「ん?」


「好きだよ、彩愛」



「私も好きだよ」