ノーテンキ。
「‥‥そんなヒマ、ないっつーの」
俺はそう言って駆け出した。
「‥‥霜月くん?なんかあった?」
こいつ‥‥‥彩愛と玉入れが一緒だった‥‥‥
「あたし、近藤 麻弥。彩愛ちゃんになんかあった?家帰ってる?」
思い出した。
最近彩愛と仲良い子だ。
俺は無言で首を振る。
「あたし、ケータイの充電切れちゃった。霜月くんのとこ、連絡入ってない?」
連絡?
俺はほとんどケータイを使わない。
そんなこと、思いつかなかった。
ケータイを開くと、
『着信 彩愛 35分前』
と表示されている。
気づかなかった‥‥‥。
俺はすぐ、彩愛に電話をかけた。
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