学校は悪口言い放題で、居場所はない。
引っ越す前は、友達だっていたんだよ。
「離れても友達だよ、ラインするからね」
って言ってたのに、再婚して引っ越したらめっきり連絡取らなくなって。
引っ越し先でも友達なんて、できるどころかみんな離れていく。
嘘ばっか。
やっぱり私、生きていても何にもいいことなんかない。
私は気配がなくなったことを察し、ゆっくりと個室から出て教室へ向かった。
席に着くとすぐ、授業担の先生がやってきて、授業が始まった。
みんな、ギリギリに教室に入ってきた私をじろじろ見る。
間に合ったんだからいいじゃない。
そう思いながら小さくなって気配を消す。
いつのまにか、雨が降っていた。
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