「先生には丸わかりなのよ」
先生は笑いながらお茶目にウインクする。
私は観念して、口を開いた。
「先生は、兄弟っていますか?」
「いるわよ!弟と妹が4人!!」
ああ、だから。面倒見がいいわけだ。
「私、洸夜と兄弟で、クラスの子に、利用されていて‥‥」
「それでかしら?霜月さん、最近寝てないんじゃない?お肌が荒れているわよ?」
「いえ、それはまた別の話なんですけど‥‥‥それで今朝、その話を偶然聞いてしまって‥‥‥」
先生は、少し悩んだ後でこう言った。
「それはね、霜月さん自身の問題じゃないかしら」
私、自身の問題?
「私があーだこーた言えないからここまでしか言わないけど。それで、寝てない理由は?」



