いつだって、溢れるのは君への想いだけ。




後ろを振り向くと、同じクラスの‥‥‥


確か、川合 夢(かわい ゆめ)さんがいた。



小動物みたいな川合さんは、小さな体をもっと小さくして、話しかけてきた。



「一緒に教室いこっ!!」




私は特に断る用事も見つからず、一緒に行くことにした。


「霜月さん、1人が好きなの?」



ふと問われたその質問に、戸惑う。



「いや!!いつも1人だからそうなのかなって思って」


「‥‥1人が好きな人って、いるのかな」



ふっと思ったことを呟く。



「うん。夢もそう思う」



川合さんはそう言った。



「あ、おはよー!!夢、今日早いねー!」