いつだって、溢れるのは君への想いだけ。




「麻弥ちゃん!」


次の日、麻弥ちゃんは堂林くんとやってきた。


「彩愛ちゃん‥‥‥」



気まずそうに笑った。



「堂林くん、昨日はありがとう」



お礼だけ伝えて自分の席に帰った。



麻弥ちゃんとは気まずくて目を合わせられなかった。



ギュッと唇を噛む。



血の味がした。



なんで?



一人でいるのが怖い。



前はこんなことなかったじゃん‥‥‥。



前は一人でいて平気‥‥‥気楽だったじゃん‥‥‥。


もう、前の私には戻れない。