いつだって、溢れるのは君への想いだけ。




お昼休み。


勉強する気力もなく、もそもそとご飯を食べる。


久しぶりに一人でご飯食べたな。


こんなに美味しくなかったんだ。


麻弥ちゃんと一緒にいると分からなかった。


あの子たちは堂林くんに怒られてから、もう何も言わなくなった。


でも、だからといって勉強するのは失礼だと思った。


たしかに勉強ができるからって思っていた部分もある。


それは彼女たちのいう通りだ。


「彩愛」


教室の後ろから洸夜がのぞく。


私はふらふらと立ち上がって後ろに行った。


「珍しい。一人?」


「色々あって」


洸夜は特に用事はなかったみたいで、見かけたから話しかけただけって。


嬉しかったけど、麻弥ちゃんと堂林くんが気になって仕方がなかった。


*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*