「感じ悪」 麻弥ちゃん、聞こえちゃうよ。 教室に戻ると、唖然とする。 なに、これ。 机の上に広げておいたはずの教科書とノートが、全て床にばらまかれていた。 堂林くんと釜井くんが拾ってくれている。 「なに、私勉強できますってアピール?誰も気にしてないっつーの」 くすくすと笑う声。 私は言い返すことができなくて、その場に立ち尽くす。 「‥‥んだよ」 堂林くんだった。