[彩愛side] 「そんなこと聞いたら‥‥神様がいるって思っちゃうよ」 私は少し笑いながらいう。 「洸夜と出会ったことが、『失ったもの』の『代わり』に手に入ったものだったのかな‥‥?」 そう思うと、少し複雑な気持ちになった。 「ありがとう、神様」 私はふっと呟いた。 洸夜は驚いたような顔をする。 そして、 「ありがとう」 と言った。 *・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*