いつだって、溢れるのは君への想いだけ。



私はごくごくと水を飲む。


乾いた喉にしみて、美味しい。


霊園の近くの駅で降りたのは私たちだけだった。


霊園には人がほとんどいなかった。


いつも通り、お参りをする。


「お母さん‥‥」


少し寂しくなって、呼ぶ。


返事をしないってわかっているのに。


「お母さんの話、聞かせてよ」


洸夜が言った。


私たちは近くにあったベンチに腰を下ろす。


私は少しずつ話し始めた。



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