私はごくごくと水を飲む。 乾いた喉にしみて、美味しい。 霊園の近くの駅で降りたのは私たちだけだった。 霊園には人がほとんどいなかった。 いつも通り、お参りをする。 「お母さん‥‥」 少し寂しくなって、呼ぶ。 返事をしないってわかっているのに。 「お母さんの話、聞かせてよ」 洸夜が言った。 私たちは近くにあったベンチに腰を下ろす。 私は少しずつ話し始めた。 *・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*