いつだって、溢れるのは君への想いだけ。




泣いたせいもあり、頭が重たい。



スマホを見ると、麻弥ちゃんからたくさん着信が来ていた。



慌てて開いて返信する。



時間を確認すると、もう下校の時間だった。



『ごめんね、今日はもう帰る』



そう返信すると、ずっと画面を見ていたのか、すぐに既読がついた。



『どこにいるの?』



私は少し迷った後、返信した。


『階段の、下』


次もすぐに既読がついた。



もう、返信はなかった。



「彩愛ちゃん!」



聞きなれた声がした。



「麻弥ちゃん‥‥‥」



そう言うと、すぐにひょこっと顔を出した。



「彩愛ちゃん、顔洗いに行こっか」