麻弥ちゃんにも心配かけて。
その度に作り笑いを返す。
正直少し、疲れちゃった。
最近また寝不足で、頭もふわふわしている。
「次、移動教室だよ、彩愛ちゃん。いこ」
麻弥ちゃんにそう言われて、私はのそのそと準備をする。
麻弥ちゃんの隣を歩いて目的の教室に向かう。
「でね——」
階段を上がり、三階に行こうとした時。
用事があったのか、3階から洸夜と三条さんが一緒に降りてくる。
洸夜と目があった、が。
すっとそらした。
前は話しかけてくれたりニコッと笑ってくれたのに。
私は胸が苦しくなった。
「ごめん、麻弥ちゃん。教室に忘れものしちゃった。先言ってて」
「え」



