「そう?霜月クンの隣にいる三条サン、お似合いだと思うけど?」
東海寺くんに言われ、私は中庭を見る。
そこには、2人で話をしている三条さんと、洸夜がいた。
洸夜が言ったことに対して三条さんは、笑って少し小突いていた。
確かに言われた通り、洸夜と三条さんは、お似合いだった。
「あの2人、付き合ってんのかな?」
私は唇を噛み締めた。
血の味がした。
すぐにその場を離れて教室に行った。
悔しくて仕方がなかった。
私が彼女なんだよって言いたかった。
でも『キモい』って言われて言えなかった。
涙が出そうになるのを必死で我慢する。
私は珍しく、授業に集中できなかった。
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