いつだって、溢れるのは君への想いだけ。




次の日のことだった。


「ねー、霜月サン」


急に名前を呼ばれて振り返ると、前意味不明なことを言った東海寺くんだった。


「昨日弟クンと一緒に帰ってるのみたよー」


なにが言いたいんだろう?


すると急に私の耳に、口を寄せてきた。


「付き合ってんの?」


私は冷静だった。


「だったらなに?」



そう言うと、東海寺くんは少し驚いたような顔をする。


「えー、だって弟と付き合うとかキモくない?義理でも」



私は無性に腹が立った。



「別によくない?だってもし付き合ってたとしてもそれは私と洸夜の問題でしょう?」